２００８年のイタリア旅行で訪問、再訪した教会・城・美術館を紹介します。

　まずはヴェネツィアの教会と美術館です。
　サンティッシミ･ジョバンニ･エ･パオロ教会は、隣接するサン・マルコ同心会の騙し絵風の外壁装飾が有名です。 同心会の建物内は普通の市民病院となっていました。
　細い道を辿って行った、サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会は大理石張の宝石箱のようなお堂です。
　午後は、アカデミア美術館を再訪です。絢爛とした中世祭壇画はすばらしいものです。
　大運河右岸を辿ってサン・ロッコ同信会とサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会を訪ねました。 ここも２度目となります。
　　【ヴェネツィア】

　次にパドヴァとボローニャ。
　パドヴァはアレーナ公園内のスクロヴェーニ礼拝堂だけの訪問です。 アレーナはすっかり荒廃していて、楕円形の低い壁が残るだけ。 あれ、これはアレーナじゃないかな？と良く見てわかるくらい。
　ボローニャは、正面が未完のサン・ペトローニオ聖堂と、三連ドームのあるサン・ドメニコ教会を見ました。
　３年前には、サン・ペトローニオ聖堂すら入らずに、昼ごはんだけ摂ってすぐ駅へ戻りました。
　　【パドヴァ・ボローニャ】

　翌日にはフェラーラとヴェローナを回ります。
　フェラーラはエステ家の城とサン・ジョルジョ聖堂を見ました。サン・ジョルジョ聖堂内陣脇は、 先の大戦の爆撃で破損したところを、復元しないまま残し、記念廟としていました。
　ヴェローナではジュリエットの家が博物館となっていました。
　　【フェラーラ・ヴェローナ】

　マントヴァとクレモナも駆け足。
　マントヴァは街の北側が人工湖で囲まれています。その端に建つのがゴンサーガ家のドゥカーレ宮です。 街の小ささに合った、少しひなびた城でした。
　クレモナの聖堂はサンタ・マリア・アッスンタ聖堂。他の建物や洗礼堂を従え、妙に横長の正面が特徴的です。
　クレモナの時計塔はイタリア最大だそうです。
　　【マントヴァ・クレモナ】

　ロンバルディア平原の街めぐりを終え、最後はミラノの美術館。
　ガイドさんが朝最初につれて行ってくれたのが、サン･マルコ教会。 ロマネスクがどんなものか、判り易く教えていただきました。
　次はブレラ絵画館。懐かしい中庭の周りは修復工事中でした。
　スカラ座の美術館にはあまり期待していなかったのですが、それなりの展示が充実していました。 スカラ座の客席が開いていて、劇場内を見ることが出来たのがラッキーでした。
　午後は自由行動でアンブロジアーナ絵画館を見てきました。こじんまりした美術館でした。
　　【ミラノ】

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